日本を愛する人へ

東日本大震災と原発事故を経験した日本は、災害前の状態に戻す「復興」を目指すべきではなく、この危機を転換のチャンスととらえ、新しく、そして美しい理念で、国を「再生」することが、求められています。

今回の天災、そして人災は、目先の豊かさや私利私欲を追求するがゆえに、天の道から外れて歩んできた、わが国に対する神からの警告だと、とらえるべきでしょう。

天の道に歩む国については、聖書に書かれた「天の御国(みくに)=神の国」の理念から学ぶことができますが、その概念の一部は、すでに日本人の意識に潜在し、日本語の中にも組み込まれています。

天才(天から与えられた才能を生かす人々)が、天命(天から与えられた使命)を自覚して、それを遂行することで、天職(天から与えられた職業)を全うする、などという表現が、それに相当します。

「天命に従う」や「天職と心得る」など、天の御国の概念の多くは日本文化に本来備わったものであり、日本人が共感するものです。外国由来の異質な概念ではありません。

むしろ、ほとんどの日本人にとって馴染み深いものだと思われます。

天の御国の理念によって日本を再生するという働きは、「真の豊かさの創造」とも言い得るもので、日本が他国の模範となり、リーダーシップを世界に発揮することにつながります。

再生された日本は、次のような特徴を持っています。

(1)人間は一人ひとりが、神の最高傑作なので、各自の尊厳が尊重される。

(2)一人ひとりに、天命が与えられているので、それぞれの天命に伴う独自の社会貢献をする。自分の天命を知り、それに向かって進むことで、本人も周りも社会も、より良い方向に変革されていく。

(3)一人ひとりに与えられた固有の性質や才能が引き出され、発揮される機会が、教育現場でも、社会でも与えられる。

個性を埋没させる均一な教育ではなく、個性が伸ばされる創造的教育が実施される。

また、各自の個性が生かされる社会が実現する。

(4)子どもや弱者は、いたわられるべきだが、可能な限り、自立へと方向づけられる。

人に魚を与えれば食べ終わると飢えるが、釣りを教えれば一生食べていける。

(5)助け合い、譲りあって調和的に生活し、互いの益を求める。

(6)「一人ひとりが尊重され、愛されるべきものだ」という価値観が、社会の隅々に浸透する。

(7)一人ひとりが、自発的に愛に動機づけられて行動し、平和を作り出すものとなる。

(8)賄賂の授受や、不正な利権をむさぼる者は、恥ずべきものとし、「高潔であること」を社会の基調とする。

(9)自然を管理し、自然と共生し、平和を愛し、自分のまわりに平和をつくる。

(10)子どもに美しい自然・文化・富を残す。子どもを品格あるものとして育成する。

(11)都市と地方の格差が平準化される。地域の特性に合わせた分権化がなされる。

(12)両親を敬う。目上の者、権威ある者を敬う。

(13)権威ある者や、政府を構成する者は、民のために命を捨てる覚悟を持って民を愛し守り、ビジョンと計画を掲げて、国を建て上げ、より良い社会に変革し続けるという使命感を持つ。

(14)国が何をしてくれるかではなく、国に対して何ができるかを考える。

受けるより与えることを考える。

(15)金銭を得ること、仕事をすること、持ち物を誇ることを人生の目的とせず、各自の天命を全うすることを人生の目的とする。

(16)家族を大切にする。適度に休む。体調を管理する。

勤勉であることは大切だが、働き過ぎないように注意する。

(17)シンプルなものの中に真実がある。

多様化は良いが、複雑になったり、混乱がおきないよう注意する。

(18)各自が取り組むようにという使命を与えられたことは、積極的に変えていき、変えることができないものは委ねる。

(19)邪悪なもの、誘惑となるものを遠ざける。

(20)精神的にも肉体的にも霊的にも健康的な生活をし、不健康な依存を避ける。

人や物・金銭や霊的存在物(者)に頼ったり、それらを操作したりすることで自分の

欲求を満たそうとしないで、与えられている使命に目を向ける(偶像礼拝禁止)。

以上

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