トランプ氏がグリーンランド購入構想を語ったというニュースがありました。
グリーンランドは地政学的に、意味がある土地であり
すでに中国が、グリーンランドを狙い足場を築いているようです。
トランプ氏のグリーンランド購入構想は中国へのけん制なのかと思います。
国が国を買うという概念は、あまり聞きませんが
歴史的には次のステップを進んでいると思います。
(1)戦争の時代 (各国が戦争で領土を拡大する時代)
(2)経済の時代 (各国が経済で領土を拡大する時代)
(3)文化の時代 (世界が良い文化で治められる時代)
(1)と(2)は自己中心という意味で似た考え方ですが
(3)は、ステップアップです。
共産主義は崩壊しましたが、現在、資本主義も崩壊しそうな状況です。
日本も欧州もマイナス金利となり
金融政策では景気対策ができない域に入っています。
これから景気が上昇せずに金利が上昇開始すると
もはや止めることができなくなる可能性が大です。(スタグフレーション)
今は時代の変化点であり、(変化点では投資で大きく利益にする時だと思っていますが)
お金・経済で領土を拡大してきた仕組みの終焉の次のステップを
用意しておく必要があると思います。
・経済で他国を支配する(植民地政策・資金援助で他国を支配・他国のインフラを購入)
・お金で国を購入する(グリーンランド購入発言)
・グーグルのように国を超えた独自の国のような存在となること
これらはお金・経済で領土拡大という視点ですが
今後、領土の拡大ではなく、
正しい文化が世界を治めていく時代に入っていくのかと思います。
具体的には、欧米の文化から日本的な文化への移行です。
つまり、
弱肉強食から共存共栄
自己中心から、利他の精神
自由という名の戦争から、和を持って尊しとなす
高慢から。謙虚さ
に移っていくのでしょう。
すでに、日本の文化は注目されています。
和食が世界で大ブームですが、和食は自然との調和という
重要な文化を持っています。
米国では、ピザ・ハンバーガー・ステーキの3種類だけを
順番に食べている感があり、他国も似たようなものです。
しかし、日本では季節が72あり、5日ごとに旬の食べ物が変わっていきます。
旬の食べ物は、
美味しく
栄養価が高く
健康的であり
安い
という特徴があり、これは人と自然との調和です。
ハリウッドの映画監督の間では
世界の文化の中心はアジアに移動しようとしており
アジアの文化の中心は日本だという認識だそうです。
中国のシンセンは、先端ITの街となっており、日本を凌駕していますが
シンセンの人は、日本にはクリエイティブさ・文化では勝てないと思っている人が多いようです。
ステイブーブン・ジョブズも日本の文化に深い関心を持ち
アップルのiPhoneは、日本のシンプル化に影響を受けたといわれています。
シンプルという切り口では、近藤麻理恵さんの書籍
「人生がときめく片づけの魔法」が世界40か国以上で翻訳出版され
アメリカの雑誌TIMEの「世界で最も影響力のある100人」に選ばれました。
これから、世界を安定させるためには、以下のような日本文化が必要となっていくのでしょう。
共存共栄
利他の精神
和を持って尊しとなす
謙虚さ
自然との調和
シンプル
そして、使命です。
日本人は天職・天命・使命などという言葉に対してなじみが深いです。
使命については、イノベーターたちが、その大事さに気付き始めましたが
使命の大きなムーブメントがこれから起き、日本と世界を良い方向に変革していくと
判断しています。
人に使命があるように、国にも使命・役割があります。
国が他国を支配するのではなく、それぞれ使命・役割を全うする社会になっていくのでしょう。
使命についてのセミナー動画を無料公開しました。
無料ですが、かなり深い内容なので、是非、ご覧ください。
使命(人生の目的)人生で一番大事なこと
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